造形ヘッドを位置合わせする

以下の通り、造形ヘッドの位置を確認してください。

1ヵ月に一回
ヘッドの交換後
造形ブロック底部のオリフィス プレートの清掃後でもモデルの品質が許容できない場合 (造形ヘッドおよびローラー表面を清掃する 参照)。

この手順の所要時間は、約 20 分です。

造形ヘッドの位置をチェックするには:
1。 以下を準備します。
OHP シートを造形トレイに固定するための粘着テープ
2。 [Options (オプション)] メニューから [Head Alignment (ヘッド アライメント] ウィザードを開始します。
3。 以下の図に示すように、造形トレイ左奥端の横に OHP シートを配置します。

4。 OHP シートが平たく置かれていることを確認し、トレイにテープで固定します。
5。 プリンタのカバーを閉じます。
6。 ウィザードの画面で、OHPシートが造形トレイ上にあることを確認するチェックボックスを選択し、[次へ] をクリックします。

[Next (次へ)] をクリックすると、プリンタが OHP シートにヘッド位置合わせテストの造形を行います。造形が終了すると、次の画面が表示されます。

7。 プリンタを開き、OHP シートを取り除きます。

OHP シートに 7 列の垂直線が印刷され、それぞれが異なる造形ヘッドの結果を示します。

注: ヘッド H7 の位置合わせは他のすべてのヘッドを位置合わせするための参照として使用されるため、このヘッドに列はありません。

8。 線の各列に対して、垂直線の位置合わせが行われている場所を参照するために、拡大鏡またはルーペを使用して OHP シート上に作成された連続した行の組を検査します。

注: どの線のペアも同じヘッドで作成されているため、どの線のペアを検査するかは重要ではありません。検査用に明確に造形された線のペアを選びます。(一部のノズルは明瞭に作成しないため、場合によっては位置合わせを適切に参照するためにいくつかの線の組を検査する必要があります。)

最適なヘッド位置合わせは、上と下の行の 4 つ目の線が、上の図のように位置合わせされている場合に、表示されます。 例では、ヘッドの位置合わせは必要ありません。セットの他の線が位置合わせされている場合、次のウィザード画面で、そのヘッドの位置合わせを変更する必要があります。

9。 上記のウィザード画面で、[OHPフィルム取り外し済み]チェックボックスをオンにして、[次へ]をクリックします。

位置合わせ画面の最初の画面が表示されます。

10。 ヘッド アライメント画面で、この造形ヘッドに対して、(左から数えて) OHP シート上でペアの上と下の行で位置合わせを行う線を示す番号を選択します。

注: 中央の線の位置合わせは最適なため、デフォルトでは、ウィザード画面で「4」の番号が選択されています。これは、ヘッドの位置合わせは変更しません。他の番号を選択すると、それに合わせてウィザードがヘッド位置わせを調整します。

11。 [Next (次へ)] をクリックして、次のヘッド アライメント画面を表示し、OHP シートでその造形ヘッドに対して最も厳密に位置合わせされている垂直線を示す番号を選択します。

すべてのヘッドの位置合わせが完了したら、以下の画面が表示されます。

12。 以下のように続行します。
プリンタで位置合わせを変更するには、[Update system with new parameters (新しいパラメータでシステムを更新)] が選択されていることを確認し、[Next (次へ)] をクリックします。
プリンタで位置合わせの変更を行う前に、位置合わせテストを再確認するには、[Previous (前へ)] をクリックします。
この場合にプリンタで位置合わせを変更しない場合は、[Keep previous parameters (以前のパラメータを維持)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
13。 次の画面で、ヘッドアライメント手順を繰り返すか、ウィザードを閉じるかを選択できます。

造形ヘッドに対して最も厳密に位置合わせされた垂直線がいずれかの端の場合、[Repeat the test (テストを繰り返す)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。

追加のトランスパーレンシーテストでは、ヘッドが適切に位置合わせされているかどうかが示され、そうでない場合は、ウィザードで位置合わせを「微調整」できます。

造形ヘッドの垂直線が極端に整列していない場合、[このウィザードを終了する]を選択し、[次へ]をクリックします。