光退色処理の手順

造形されたモデルを光退色処理するには、これらの手順を実施します。

•   照明チャンバーを組み立てるときは、100W、6500Kの昼光色LEDフラッドライトを使用し、チャンバー内に鏡を並べます。
•   造形後すぐに退色を実行します。
•   光が各モデルの全面に届くように、モデル同士を十分離して配置します。
•   モデルの周囲温度が摂氏 30〜40 度 (華氏 86〜104 度) になっていることを確認します。温度が高いと、モデルがゆがむ場合があります。温度が低い場合、満足のいく結果とならない場合があります。
•   6 時間処理した後に、モデルを検査します。
❒   マット仕上げのパーツの場合は、これで十分です。パーツを磨いてラッカー処理します。
❒   グロッシー (光沢) 仕上げのパーツの場合は、最長であと 18〜24 時間光退色処理を続けます。

Stratasys の研究室では、6 時間で変色が約 70% 軽減されました。24 時間後には、変色が約 90% 軽減されました。

造形されたモデルの退色の詳細については、Stratasys Support Centerの透明な樹脂のページの[ドキュメント]>[ベストプラクティス]の下にあります。以下を参照してください。
VeroClear RGD810