ポンプ チューブを交換する
Objet30 のポンプ チューブは定期予防メンテナンス作業中に交換されます (定期メンテナンス作業 参照)。手順は次のステップで構成されています。
準備
ポンプ チューブを交換するには:
キットに付属している 3 つのチューブは同じです。このセクションで説明するポンプに使用できます。
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3。
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プリンタ コンピュータの電源を切って、モニターが暗くなってから 60 秒待って、主電源スイッチを切ります。 |
リモートのリンクが解除されるとすぐに、コンピュータの電源が切れる前にモニターが暗くなります。
コンピュータの電源を切る前にプリンタの電源を切ると故障することがあります。
樹脂ポンプ
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5。
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右のプリンタ パネルを固定している 3 つのねじを取り外し、パネルを取り外します。 |
ねじが落下してプリンタ パネルを傷付けないように、注意して取り外します。
取り外された右のプリンタ パネル
樹脂に長時間直接触れると、皮膚炎を起こす場合があります。続ける前に保護用手袋を着用します。
廃棄コンテナのカバーを取り外す
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8。
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コンテナの廃液チューブを接続するキャップのねじを外します。 |
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9。
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注意してコンテナを持ち上げて、プリンタから取り外します。 |
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10。
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ウェスを廃棄物コンテナにおいて樹脂の漏れを吸収します。 |
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11。
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次のように樹脂ドロワーをトラックの端まで伸ばします。 |
a。ドロワーを右側に少し押します。
b。延長用のラッチを持ち上げてドロワーを最後まで引き出します。
樹脂ドロワー延長用ラッチ
廃液ポンプ チューブを交換する:
廃液ポンプ チューブを交換するには:
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1。
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廃液ポンプの上で PRESSURE ラベルの近くのチューブを探します。 |
廃液ポンプに接続されたチューブ
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3。
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注意して、ポンプから伸びているチューブの端からケーブル用結束バンドを切断して取り外します。 |
廃液ポンプ
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4。
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ポンプから伸びているチューブの端から固定具の付いたチューブを取り外します。 |
チューブの金具をポンプのチューブから取り外すのが困難な場合、ここで示すようにチューブに小さな切り目を入れます。
廃液ポンプから取り外されたチューブ
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5。
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図に示すように、チューブ ラッチを開放します。 |
チューブ ラッチを開放する
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6。
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ホルダーとポンプ チューブをポンプ アセンブリから取り外します。 |
取り外されたチューブとチューブ ホルダー
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7。
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チューブからチューブ ホルダーを取り外してチューブを破棄します。 |
チューブには、硬化されていない造形用樹脂が含まれます。該当する環境規則に従って破棄します。
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8。
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新しいチューブをチューブ ホルダーに取り付けます。 |
チューブがチューブ ホルダーの両側に等しく伸びるようにしてください。
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9。
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チューブ ホルダーをポンプ アセンブリに挿入します。 |
ラッチが閉じると、カチッと音がします。
チューブが折れていると、樹脂が漏れたり、プリンタを傷付ける原因となります。チューブ ラッチを固定する場合、周りのチューブが折れない (締め付けない) ようにしてください。
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11。
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ステップ 2 でラベルを付けたチューブを PRESSURE ラベルの近くから伸びるチューブに取り付けます。 |
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12。
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他のチューブを SUCTION (吸い込み) ラベルの近くから伸びるチューブに取り付けます。 |
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13。
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それぞれのチューブをケーブル用結束バンドで金具に固定します。長すぎる場合は切断します。 |
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14。
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ステップ 2 で取り付けたラベルを取り外します。 |
サポート ポンプ チューブを交換する:
サポート ポンプ チューブを交換するには:
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1。
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サポート ポンプがプリンタ右側のシャーシの開口部からアクセスできるように、ドロワーを約半分閉じます。 |
プリンタの右側
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2。
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サポート ポンプの上で PRESSURE ラベルの近くのチューブを探します。 |
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3。
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後で正しく接続できるように、チューブにラベル (マーク) を付けます。 |
交換手順は廃液ポンプと同じです。2上記のステップを続行します。
モデル ポンプ チューブを交換するには
モデル ポンプ チューブを交換するには:
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1。
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モデルポンプの背面で、以下に示すねじを 4mm 六角 (アレン) キーを使って取り外します。 |
モデル ポンプ: 固定ねじを取り外す
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2。
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他の固定ねじを緩めます (取り外しません)。 |
モデル ポンプ: 固定ねじを緩める
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3。
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ポンプが正面を向くようにモデル ポンプ アセンブリの向きを変えます。 |
回転させたモデル ポンプ アセンブリ
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4。
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モデル ポンプの上で PRESSURE ラベルの近くのチューブを探します。 |
交換手順は廃液ポンプと同じです。2上記のステップに進み、ポンプを動作可能な位置に戻します。
モデル ポンプを動作可能な位置に戻すには:
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1。
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モデル ポンプがドロワーの正面を向くように向きを変えます。 |
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2。
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2 つのねじでモデル ポンプをプリンタに固定します。 |
取り外した固定ねじを挿入して締め、緩めたねじを締めます。
動作可能な位置のモデル ポンプ
プリンタを動作可能な状態に戻す
プリンタを動作可能な状態に戻すには:
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1。
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廃液トレイからウェスを取り外し、トレイがクリーンなことを確認します。 |
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2。
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廃棄コンテナを樹脂ドロワーに配置し、廃液チューブに接続されたキャップを取り付けます。 |
廃液チューブに取り付けながら、廃棄袋を片手で持ちます。これを行わないと、袋がよじれ、樹脂の流れが制限されます。
廃液チューブが取り付けられた廃棄コンテナ
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3。
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カバーを廃棄コンテナ上に配置し、廃液チューブが自由に動き、曲がっていないことを確認します。 |
廃棄コンテナ カバーなしでプリンタを操作すると、廃材重量の測定が不正確になります。これによって、プリンタに廃棄物が過剰に流れ込むことになります。
廃棄コンテナ上に取り付けられたカバー
パネルを取り付ける際に、樹脂ドロワーが開いていることを確認します。
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6。
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右のパネルとドロワーが適切に位置合わせされていることを確認します。 |
プリンタをオンにすると廃液ポンプが起動し、プリンタ アプリケーションを開くと動作を停止します。プリンタの電源を入れたとき、ポンプから異音がする場合、廃液ポンプ チューブ ホルダーが正しく取り付けられているか確認します。必要に応じて、チューブ ホルダーを取り外して再度取り付けます。
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8。
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プリンタコントロール アプリケーションを開きます。 |
造形中にポンプ周辺から異音がする場合、モデル ポンプまたはサポート ポンプのチューブ ホルダーが正しく取り付けられているか確認します。必要に応じて、チューブ ホルダーを取り外して再度取り付けます。