ローラー バスを清掃し、ローラー スクレーパを検査する

ローラー バスはローラーからこすり落とした廃材を取り除きます。吸引によって、この廃棄物がプリンタの廃棄コンテナに移動します。

このアセンブリは廃棄コンテナにつながるチューブの詰まりを防ぎ、廃材によってプリンタがあふれないように、毎週清掃する必要があります。

ローラー バスを清掃するには:
1.   以下を準備します。
•   M2.5 と M2 六角 (アレン) キー
•   使い捨てニトリル手袋
•   90% イソプロパノール (IPA: イソプロピル アルコール) またはエタノール (エチル アルコール)
•   清掃布
•   綿棒 (Q-tips または類似品)
2.   手袋を着用します。
3.   右 UV ランプ アセンブリを取り外します。

a.  UV 電源ケーブルとファン電源ケーブルを取り外します。

b.  右の UV ランプを固定しているねじを取り外し、UV ランプを引いて上げます。

4.   UV ブラケットを造形ブロックに固定している 5 つのつまみねじを取り外して、ブラケットを外します。

UV ブラケットを取り外す

5.   造形ブロックの吸引管を固定する 2 つのねじを緩めます。

6.   吸引管を上げて、高い位置に固定します。
7.   ローラー バスを固定する 2 つのねじを緩めて、引き出します。
カバー固定用ねじは大切に保管してください。これらは特殊ねじです。紛失した場合には、交換部品を注文してください。

8.   引き出してカバーを取り外し、下げます。
9.   清掃布モップでローラー バスとスクレーパ ブレード表面を清掃します。残っている造形用樹脂を確実に取り除いてください。

カバーを交換する前に、ローラー スクレーパの効果をチェックできます (以下参照)。
ローラー スクレーパの効果をチェックするには:
1.   ニトリル手袋を着用します。
2.   清掃布をイソプロパノールに浸します。
3.   ローラーの最下部を布で湿らせます。
4.   ローラーを手でゆっくりと回します。ブレードでローラーをこすりながら、イソプロパノールがブレード全体に広がるのを確認してください。
5.   ローラーを検査します。乾いていない場合、ブレードを交換します。(ローラースクレーパを交換する を参照)。
6.   ローラー バスを造形ブロックに戻す前に、ピンがクリーンなことを確認します。

コンポーネントを再度組み立てるには:
1.   ローラー バスを造形ブロックに戻し、カバー上にネジとめします (上記
2.   吸引管を固定しているねじを緩めます。

3.   吸引管の後ろのパネルの穴が見えるようになるまで下げ、ねじを締めてチューブを固定します。
4.   右 UV ランプ アセンブリを造形ブロックに付着させ、UV 電源とファン ケーブルを再接続します。