廃材を処理する場合

完全に硬化された造形後のモデルは、普通のオフィスごみとして処理することができます。ただし、プリンタの廃材 (硬化されていない造形樹脂) を取り扱う場合は、特別な注意が必要です。

造形用樹脂

➢   プリンタから廃棄コンテナを取り外す時には、ネオプレンまたはニトリル製の手袋を着用します。
➢   液体の廃材の飛沫が目に入らないように、安全眼鏡を着用してください。
➢   プリンタからの液体の廃材は、有害な産業廃棄物に該当します。従って、造形用樹脂の廃材は、人が触れたり水源を汚染しないように、密封して処理する必要があります。
➢   モデル樹脂およびサポート樹脂の空のコンテナには、内容物の残りが付着しています。傷んだコンテナ シールを通して、この残りの一部が漏れ出す場合があります。従って、空のコンテナの取り扱いおよび保管には、注意を払ってください。
➢   空のコンテナを再使用したり、穴を開けないでください。
➢   使用したコンテナおよび廃棄コンテナは、地域の規則に従って処理してください。
➢   汚れた衣服、靴、空のコンテナ等は、適用法令に従って廃棄してください。

UV ランプ

造形樹脂を硬化させるためにプリンタが使用する UV ランプには少量の水銀が含まれているので、「一般廃棄物」とみなされます。使用済みのランプは適用法令に従ってリサイクルするか破棄します。

破損したランプ:
換気したら、保護手袋を使用し、水銀蒸気の発生を防ぐために、注射器やテープや紙等を用いてこぼれた水銀は注意して取り除いてください。破損したランプ、水銀、汚染された樹脂は気密性のある非金属のコンテナに入れてください。コンテナは該当する規則に従って破棄します。