モデル樹脂およびサポート樹脂
モデル樹脂およびサポート樹脂は、化学物質でできています。これらの樹脂を直接取り扱う場合は、予防措置を講じる必要がありますが、プリンタで使用されるすべてのモデル樹脂およびサポート樹脂は、密封されたカートリッジで取り扱われます。通常、プリンタの操作者が有害な樹脂に直接さらされることはありません。万が一漏れたりこぼれたりした場合は、使用した樹脂カートリッジに書かれた指示に従ってください。
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モデル樹脂とサポート樹脂は、屋内の乾燥した換気のよい場所で、15~25℃ (59~77℉) の範囲で保管してください。炎、熱、火花または直射日光には、絶対にさらさないでください。 |
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モデル樹脂およびサポート樹脂を、飲食物が保管、調理および消費される場所から遠ざけてください。 |
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硬化していない造形用樹脂は有害な物質に属し、直接取り扱う場合には特定の予防措置が必要となります。皮膚の炎症を防ぐために、ネオプレンまたはニトリル製の手袋を着用してください。モデル樹脂およびサポート樹脂が目に入る恐れがある場合は、安全眼鏡を着用してください。造形用樹脂に長時間直接触れると、アレルギー反応を起こす場合があります。 |
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表面が完全に硬化していない可能性のあるUV硬化型3Dプリント造形物を扱う場合は、一般的なラテックス手袋で問題ありません。 |
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呼吸器官への刺激を防ぐために、モデル樹脂とサポート樹脂を扱う作業場所は換気してください。プリンタに排気ダクトがない場合、部屋全体の換気を毎時 4~6 回以上行ようにしてください。 |
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こぼれたモデル樹脂およびサポート樹脂は、使い捨てタオルもしくはその他の吸収剤、またはおがくずもしくは活性炭などの再使用できない物質で清掃してください。こぼれた場所を、変性アルコールまたはイソプロピル アルコール、続いて石鹸と水で清掃します。吸収剤は、法令に従って処理してください。 |
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汚れた衣服は、家庭では洗濯せずに、専門の業者に洗浄を依頼してください。 |
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汚れた靴、ベルトおよびその他の革製品は、適用法令に従って処理してください。汚れた衣類を着用すると、造形用樹脂が再度付着することがあります。 |